横浜ベイスターズを買収し、新たに「横浜DeNA」の球団株主の仲間入りを果たしたモバイルゲームコンテンツ大手のDeNA。
しかし、お前がそれ言うのかとツッコミを入れたいことが起こった。
同業の大手、グリーとDeNA社長の田中氏が記者会見や開示資料で明らかにした内容が事実に反しているため、法的措置を検討しているというのだ。
その内容とは、DeNAがゲーム制作会社に圧力をかけて取引を妨害したとして、グリーはKDDIと共に10億5千万円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたことに起因する。
昨年までIT業界に身を置き、下請けのプログラミング業者で働いていた者の意見として言わせてもらうと、正直どっちもどっちだ。
両社とも携帯ソーシャルゲーム市場をけん引してきた雄だが、一方でモバゲーの悪評はIT業界でも知れ渡っている。
これらのコンテンツを利用する層は10代後半から20代前半の若年層が大きな割合を占めている。
同時に、運営側がマナーの悪さを増長させているとして問題になっていた。実際、訴訟沙汰になったことも少なくはない。
欲望をくすぐり、課金をほのめかす誘惑も子どもに悪影響を与えるという意見もある。
何かにかけて対立しがちなこの両社だが、会員数は拮抗しているものの、ソーシャルゲーム以外にネット通販やオークションを手掛けるDeNAがグリーの売り上げ高を1.6倍ほど上回っている。
ソーシャルゲームの枠組みだけでみても、その売上高の差は歴然だ。
提供しているゲームのタイトル数は携帯向けだとDeNAが1300本、グリーが6500本。スマートフォン向けのタイトル数もDeNAが67本、グリーが348本とグリー側の豊富さが際立つ。
ゲーム好きな私としても、これからも両社には切磋琢磨して面白いコンテンツを提供していってほしいと願っているが、運営の方針はもう少し考えていってほしいと思う。
それこそ、子どもに悪影響を与える、なんて悪評を吹き飛ばすくらいに。
12月11